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劇場版忍たま乱太郎ドクタケ忍者隊最強の軍師 感想 土井先生がかっこいい 笑えて泣ける映画

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劇場版忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師

映画館へ行ってきました!

12月の公開後、すぐ行きたかったのですが、都合がつかず。

早く観に行きたいとやきもきしていて、やっと行くことができました(#^.^#)

平日なのに、たくさんの人!

若い人から年配の方まで。幅広い年齢層の方がいて、忍たまはどの世代に人にも人気なんだなとあらためて思いました。

休日なら、子どももたくさん来てるんだろうなぁ。

いや~~。とても素敵な映画でした!

終わった後もじぃんと余韻が残るような、忍たまのみんながまた好きになるような。

小説そのままの展開ではなかったので、小説を既読済みの人でも楽しめると思います。

以前に書いた小説の感想↓

それでは、映画の感想です。ネタバレにもなりますので、内容を知りたくない方はご注意ください。


目次

土井先生が強くてかっこいい

この映画の感想の一つとして、「土井先生がひたすらかっこよかった」

はじめに上映中のマナーを土井先生が説明してくれて、生徒になった気分になれます。(ちょっとうれしい)

冒頭の土井先生が乱太郎たちと話をする場面。

授業でならったはずなのに、まだ習ってないのかも?と言う乱太郎たちに、「教えたはずだ」と怒る土井先生。

これが最後の大事なきっかけとなるのですが・・・それはさておき。

穏やかで一緒にいて安心できる。これが土井先生の魅力ですが、冷徹な天鬼となってしまいます。

でも、天鬼となってもかっこよかった。。

白い装束に、長い髪。冷めた瞳。

低い声の土井先生(天鬼だけど)も良い!!

天鬼はものすごく強いです。軍師として策を練るにも力を発揮するし、戦いも強い。

土井先生を敵にまわすと、とんでもないことになるのが分かります。

ドクタケ側は、大喜び。

ただ、天鬼が来てやりにくく感じてる人もいるようでした。女の人には人気もありましたが。

天鬼となってしまった土井先生は別人のようで、本当に元に戻るのか、ハラハラ感がありました。


戦闘シーンがガチ

映画の戦闘シーンは、ものすごく迫力がありました。

忍たまだから~なんて甘ったるい考えは、吹っ飛びました!

スピード感と迫力。目で追えないくらいの忍者ならではの動き。

本気でドキドキしました。

尊奈門との戦い

小説でもあった月下のススキ野原での戦いも登場しました。

尊奈門が頑張っていますが、出席簿であしらわれています。

この出席簿、鋼を仕込んであるそうで、めっちゃ固い。

「もうやめにしないか」「ケガしちゃうし」と、面倒そうにも優しい土井先生。

(小説を読んでる時から、楽しみにしていた場面でワクワク)

しかし、尊奈門が聞くわけがなく、戦いを続ける中、突然出てきた鳥に土井先生は鳥の巣があることを察します。

鳥の巣を気にした土井先生は、崖の下へ。

うまく崖を駆け下りる土井先生は川へ飛び込みますが、運悪く流れてきた何かに頭をぶつけます。

この「何か」は、八方斎の頭だったと後々判明。

そりゃ、土井先生が記憶をなくすわけだ。と納得。(固すぎるからね・・・)

天鬼VS六年生

映画では、天鬼と六年生全員が戦います!

小説では、文次郎と仙蔵が潜入先で戦いながら天鬼の正体に気づき・・・という流れだったような?

小説の練り物を残しているところから、天鬼は土井先生ではないかと推察するくだりも好きでしたが、映画の方は天鬼VS六年生たちという、ものすごく熱い戦いにドキドキしました。

竹林の中ならではの戦いが面白かったです。

天へと伸びる竹がポイントとなるこの戦い。

邪魔になることもあれば、攻撃をかわすものになり、武器にもなる。

天鬼も六年生もうまく状況判断して戦っており、思わず息をのむ時間でした。

天鬼が六年生たちに対して、容赦なく攻撃します。

普段の土井先生なら、絶対にここまでやらないのにと思うと、胸が苦しくなりました。

六年生たちも相当強いと思いますが、天鬼は圧倒的。

天鬼の顔を覆う布が取れ、土井先生だと気づいた六年生たちが少しだけほっとするのですが、六年生たちが忍術学園の者だと知った天鬼は本気で攻撃をしかけてきます。

ケムリで目をくらまし、何とか逃げ切った六年生たちですが、土井先生が自分たちを認識していなかったことにショックを受けます。

一年生の時からお世話になっていた土井先生がこんな状態になるなんて、六年生たちは衝撃を受けます。

よく考えれば、六年生は、1年は組よりも土井先生と長いつきあいなわけで。

学園長たちから「休め」と言われても、「まだ動ける」とこの事件を何とかしようとする六年生たちの姿に感動しました。

ちなみに、今回の映画で食満留三郎がすごくかっこいいことに気がつきました。

表情や仕草が素敵だったので、もう一度鑑賞するときが楽しみです。

利吉VS雑渡昆奈門

後半、利吉と雑渡が一戦まじえます。

利吉は、忍術学園卒業生の桜木と若王寺とともに雑渡と戦うのですが、

雑渡が強い!!

え、雑渡さんってこんなに強かったんだと驚きました。

三人がかりでも雑渡にはかなわず、しかも手をぬいている?

利吉なら、雑渡といい勝負をするのではないかと思っていましたが、雑渡の強さは別物。

それでも雑渡は山田先生や学園長のことを一目置いているようなので、学園長たち、実は相当強いんだなと見直しました。

終盤、天鬼を狙う雑渡を利吉が止めるので、利吉も負けたままじゃ終わらないところが良かったです。

映画鑑賞後に知ったのですが、卒業生の桜木と若王寺のCVはなにわ男子の方だったのですね!

若さの中に凛としたものがあって、素敵な演技でした。

土井先生をおもうきり丸がせつない

この映画の見どころでもある、土井先生ときり丸。

土井先生が行方不明と知ったきり丸の気持ちが、胸をしめつけられるせつなさでした。

小説でも泣きそうになる場面でしたが、映画では音楽やセリフがいっそう胸をふるわせます。

上映中でも、いろんなところから鼻をすする音が聞こえてきました。

何度も彼岸花や戦の場面が流れて、土井先生ときり丸の辛い過去があらわされています。

月の模様も不気味で、細かいところまですごいなと感心しました。

「いっしょに帰ろう」のセリフは、涙です。


ドクタケのみんなもおもしろい

ドクタケメンバーは相変わらずでした。

ダンスと歌でドクタケのすばらしさを天鬼に洗脳するところがおもしろい。

踊っている八方斎のそばで、無表情で聞いている天鬼に笑いました。

子どもたちは、ここですごく笑いそうだなと思いながら観ていました。

大黄奈栗野木下穴太の、しんべヱにのせられてひみつを話してしまうところもよかった。(いつもどおり感)

なんだかんだで、ドクタケのみんなも憎めないのですよね。。

1年は組もがんばっている

土井先生を取り戻すため、桶に入って転がったり、勝手に敵陣に潜入したりと、ハチャメチャなは組でした。

様子がおかしいきり丸に気づき、みんなで力を合わせて行動するところがすごくいいです!

雑渡先生がどうしてもイヤだという動機もあったでしょうが・・・(笑)

やっぱりは組のみんなは、いい子ばかりだなぁ。

山田先生と利吉のやりとり

山田先生と利吉の会話もよかったです!

小説で読んだ時もよかったですが、やっぱり声をきくとすごくよかったです!

プロの忍者としての腹のさぐり合い、親子としての気を許したセリフ。

天鬼の正体を知っていれば、そんな態度ではいられないと山田先生が利吉のことをよく分かっているのもおもしろい。

利吉に雑渡を見張らせる山田先生。

実力の差を分かりながらも、任せる。無茶なことはしないだろうと強敵を委ねる。

山田先生の息子への信頼が感じられました。

小説では、山田先生は伝子さんになっていましたが、映画ではならず。

今回は終始かっこいい山田先生でした。

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天鬼と会う乱太郎・きり丸・しんべヱのシーンが泣ける

乱太郎たちがとらえられ、縄でしばられながらも天鬼になった土井先生との再会。

土井先生の記憶が戻りそうな描写に、山田先生一家、忍術学園のみんな、きり丸との生活・・・がうつっていたのが感動でした。

乱太郎たちを天鬼に斬らせれば、天鬼に記憶が戻ったとしても忍術学園に戻ることができなくなる

と、八方斎が考え、天鬼に「斬れ」命令します。

ドクタケ忍者たちもさすがにそれは・・・と、これにはドン引き。(たぶん、観客もドン引き)

八方斎も頭を打って、いつもとはちょっとちがう雰囲気があったので、仕方なかった感じです。

(後から記憶が戻り、いつもの八方斎になるので)

ギリギリのところで、集結する山田先生、六年生、天鬼を毒の手裏剣で狙う雑渡。

元の土井先生に戻ってもらおうと、必死に叫ぶきり丸のセリフが胸を打ちます。

しかし、天鬼は刀を振り上げ・・・乱太郎たち三人は倒れこみます。

内容を知っていても、ハラハラしました。

信じられないものを見たように、土井先生の名を呼ぶ山田先生に、「まさか」と心がざわつきます。

縄だけが切れ、乱太郎たちは無事!

土壇場で記憶が戻り、そこにはいつもの土井先生の表情が。

ほっとするきり丸に、心からよかったねと思いました。

利吉が土井先生に「お兄ちゃん」と声をかけるところがすごく、すごくよかった!!


雑渡さん、強すぎる

とにかく、今回ミステリアスな存在感を出していたのが、雑渡。

敵か味方か。

油断ならない相手だと思い知らされました。

序盤の雑渡先生の殺気がこわかったです。(笑)

小説で読んでいた時もこわさが伝わってきましたが、さすが映画。

雑渡先生がにらんだら、ひゅん!と射貫かれそうな圧がこちらにも伝わってきました。

それでも、は組のみんなと授業をしているところは、心なしか楽しそうな・・・?

最後の最後も、雑渡にしてやられた感じです。

入場者プレゼント 描きおろし脚本付きイラストカード

本当に楽しい映画でした。

子どもから大人まで楽しめる忍たまって、やっぱりすごいなとしみじみ思いながら、映画館をあとにしました。

入場者プレゼントは、なんと、イラストカード。

裏に脚本がのっています。

映画のアフターストーリーといった感じでしょうか。

私は、土井先生と六年生のカードでした。

六年生のみんな、土井先生が大好きなんだなとほんわかできるイラストで、お話も楽しかったです。

大人になっても、子どもの気持ちで楽しめる作品ってなかなかありません。

私にとって忍たま乱太郎は、これからも大事な作品であり続けるだろうなぁ。

*おまけの感想*

滝夜叉丸が登場してくれたのが、うれしかった!

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