いよいよ依代の里編も後半!
26巻は、25巻の続きからとなっています。
25巻の感想はこちら

巻をまたいでのお話は続きが気になってそわそわしますね。(*‘ω‘ *)
表紙は的場さんと後ろ姿の名取さん。

的場さんの着物の彼岸花が妖しくも美しいですね。
25巻、26巻と並べて飾りたくなります。


羽織っている着物は、以前出てきた妖力によって見える柄が違うものでしょうか?
そうだったらおもしろいなぁ。
以下、ネタバレにもなりますので、ご注意ください。

名取さんとニャンコ先生のピンチ
封じられていた陶器人形に襲撃され、大ピンチの名取さんとニャンコ先生。
陶器人形は、里の猫たちをのみこんでいきます。
こわすぎる。。不気味すぎる。。
どうやら伴さんの術がかかっているようで、一筋縄ではいかない感じ。
それでも紙の術で応戦する名取さん。(術を唱える姿がかっこいい。アニメでみたい。)
しかし、この紙の術、友人帳にも効く!!
カバンから浮き出た友人帳をニャンコ先生が押さえます。(的場さんや伴さんが見てなくてよかった)
ニャンコ先生のピンチに、名取さんがニャンコ先生に何かあったら夏目はどうなるんだと言うところ、すごくじーんとしました。
夏目にとってニャンコ先生はすごく大事な存在なんだと、名取さんはよく分かってる。
25巻で、ニャンコ先生が狙われていると知った夏目が不安気だったのを見て、余計にそう思ったのかもしれません。
難を逃れ、柊木の元に向かいますが、魔の手はすぐそこまで・・・
ハラハラする展開で、ページを繰る手が震えました。

夏目と的場さんは・・・?
一方、的場さんと行動をともにする夏目。
陶器の人形の件は、伴さんに先を越されていたもよう。
大きな力を持つ陶器人形をほしいと思う的場さん。
夏目が制するのも構わず、身が危うくなるまで陶器人形をわが物にしようとします。
力を得るためなら怖いもの知らず。相変わらずの的場さんです。
名取さんに邪魔?をされて、本気でイラついてるところもこわい。
祓い屋たちが決着をつける
人形を砕く方法を見つけた夏目たち。
再び陶器人形に挑みます。
名取さんと的場さんがともに術を使って人形をとらえる場面。
めちゃめちゃかっこいいです!!!
これは絶対アニメでみたい!!!
8期! 8期をお願いします!!!
セリフも祓い屋二人の表情もすごく素敵!
どのコマもかっこよくて、小さなコマも見逃せません。
夏目が槌で割ろうとしますが、伴さんの術がそうはさせない。
そこで猫たちが集まって土台を作ります。
運動会の組体操を思い出しました。(今はやってないだろうけど)
最後はニャンコ先生が大役を見事に果たします。
無事、陶器人形を破壊することに成功。
ずっとこの里を見守ってきた猫たちを思うと、胸にくるものがありました。
貸しと友人帳の返却
貸しができたと言う的場さんに、的場さん個人のためならいつでも返すと言う夏目。
的場さんの目がアップになっていますが、夏目にちょっと意外なことを言われて驚いたのでしょうか。
すべてが終わり、名取さんが夏目に友人帳を返します。
まだ夏目が自分を思うほどには、自分を信用していないと言う名取さん。
それでも、預かってもらえたこと、友人帳に真剣に向き合ってもらったことがうれしいと答える夏目。
初期のことを思うと、夏目は名取さんを本当に信頼するようになったなと思います。
いつもはうさんくさいと言ってるニャンコ先生も、今回は斑の姿で名取さんに礼を言っているのが印象的でした。
伴の女主の正体・・・
最後に衝撃的なことが分かります。
伴の主が実は的場さんの姉だったと判明。
びっくりしました。
しかも、猫嫌いだと。
的場さんは猫好きですが、対照的ですね。
さて。的場さんの姉がどんな人なのかとても気になる終わり方になりました。
のちに登場しますが、ぞくりとする判明の仕方で夏目友人帳はこれだから面白いなと思いました。
やはり夏目友人帳は、まだまだ謎が多くて目が離せません。
依代の眠る里 (個人的に)よかったポイント
- 伴さんの話で目玉を持ってると指で丸を作るポーズをする的場さんがとても良い。
- たくさんの札が舞う中、術を唱える名取さんがかっこいい。
- 槌を持っていた猫のくるんとした毛?がかわいい。
- 猫たちの足がかわいい。
- 猫たちそれぞれの柄がかわいい。
- スーツ姿の的場さんがよい。
- 的場さんが夏目を助ける場面がかっこいい。
- 猫さんに、うちに来ないかと誘うも逃げられてしまう的場さんがちょっと寂し気。

26巻 他のお話は・・・
105話は田沼くんが登場します。
ハラハラしたお話が続いたので、ひと息つけるような優しいお話です。
落ちているクッキーと森で見つけた東屋のお話で、ほっこりできます。
106~107話は依島さん登場。
謎の多い依島さんが亡き友の家を訪ねます。
このお話も大好きなので、またゆっくり感想を書きたいです。
26巻も中身の濃い、大満足な一冊でした!

